ひとりでできる健康法

ひとりでできる健康法

1 (はじめに)

こんにちは。長生伊藤治療院の伊藤です。

人間にはもともと与えられた、自然治癒能力(免疫力)というものがあります。

ほんとうに健康なからだとは、「自然治癒能力が高いからだ」ですよね。

すなわち、「まわりに病原菌がいようとも発病しない」
あるいは、「疲れてもすぐ回復する」

もっとかんたんにいえば

「めったに風邪をひかない」
「医者にかかったことはない」
「薬を飲んだことがない」

などなど。

ようするに、「からだになにも不調が起こらない」
または、「からだに不調が起きても、自然によくなる」
状態ですね。

しかも、自分以外の何者にも頼らず、自分の力(自然治癒能力)だけで健康でいられる状態ですね。

これが理想の健康なからだでしょうね。

わたしたち全員がこのようなからだになれれば何の苦労もいらないですし、医者もわたしたちのような治療師も必要ないわけです。

しかし、現実はそうもいきませんよね。

そこで、ここでは、すこしでもみなさんの自然治癒能力を高めるために役立つ情報をお届けしたいと思います。
                                   
2 かんたんにできる呼吸法

わたしのような仕事をしていますと、からだが資本ですから自分の健康維持にはとても気を使います。

そこでわたしなりの自分のための健康法をいくつか紹介していきたいと思いま〜す。

そのなかのひとつ呼吸法についておはなししましょう。

ふだん治療の仕事をしていると、よく患者さまに

「自分でできる健康法はないですか?」

などと聞かれることがあります。

「呼吸法はいかがですか?」
と答えると、

「なんか難しそうですね、複式呼吸とか聞いたことはあるけど、実際どうやったらいいのかよくわからないんですよね。」

なんていう答えが返ってくることがあります。

巷では何々式呼吸法ですとか、ほにゃらら調息法ですとか、丹田呼吸ですとか、いろいろ流派があるようですが、わたしはみなさんにごくごく基本的なことだけお伝えするようにしています。

それは

「息を吐くことを意識してください、息をできるだけ吐くようにしてください」

これだけです。

とにかく、息をできるだけ吐ききること、これが呼吸法の真髄だとわたしは考えています。

もうすこし詳しくお話しましょう。
会話風に進めていきましょう

わたし「呼吸とは何のためにしているのでしょうか?」

Aさん「生きるためでしょう」

わたし「そうですが、もうすこし詳しくいうとこういうことです」
「呼吸とは、からだに必要な酸素を取り入れ、必要のない二酸化炭素を外に排出することなんです。」
「ガス交換ともいいますね」

Aさん「ガス交換ですか?」

わたし「そうです。呼吸というとからだのどの部分を思い浮かべますか?」

Aさん「肺ですか?」

わたし「そうですね。肺です。肺では吸った息の中の酸素とからだの中から出てきた二酸化炭素を入れ換えます。肺のはたらきはこういうことですね」
「では、呼吸法とはなにが目的でしょうか?」

Aさん「深呼吸ですか?腹式呼吸ですか?」

わたし「ええ、では深呼吸はどうやってしますか?」

Aさんは大きく息を吸い込みはじめました。

わたし「ありがとうございます」

「ここでひとつたとえ話をしましょう。ここにコップがあるとします。このコップの中には汚れた水が入っています。このコップのなかの水をきれいな水に換えようと思ったとき、一番いいのは汚い水を全部捨てて、きれいな水を入れればいいわけです。もし汚い水を半分捨てて、きれいな水を入れてもあまりきれいにならないですよね?呼吸もこれとおなじです。」

Aさん 「なるほど」

わたし 「肺の中の汚れた空気(二酸化炭素)をなるべく外に出せば、その分自然に多くの新鮮な空気(酸素)を肺の中に入れることができるんですよ」

Aさん 「そうですよね」

わたし 「ということで、呼吸法で大切なことは息を吐ききる、もうこれ以上吐けないというくらいまで息を吐ききるということなのです。おわかりになりましたか?」

Aさん 「はい、わかりました」

ではみなさん、呼吸についてもう少しお話しましょう。

肺では酸素を血液中に取り込みますね。そして新鮮な酸素をからだ全体に運びますよね。

からだのなかではさまざまな化学反応が行われています。
その際に酸素が使われ、二酸化炭素が発生しますよね。

血液はこの二酸化炭素を運び再び肺に戻ってきます。
そしてそとに出します。

酸素はからだになくてはならない大切なものですよね。
ですから新鮮な酸素を多く取り入れ、不要な二酸化炭素をそとに出すことがとても大切なことなのです。

普通の方は無意識に呼吸をしています。無意識呼吸ですね。
呼吸は生きるためにしなくてはいけないものですから、ある程度は勝手に呼吸してくれます。

しかし、呼吸には意識呼吸といって、意識して呼吸することもできます。これをいわゆる呼吸法といっているのです。

この意識呼吸=呼吸法をすることでわたしたち人間は自然治癒力(免疫力)を高めることができますので、ぜひみなさん行ってみてくださいね。

では、もう一度呼吸法のポイントを書いてみましょうね。

@ まず、息を吐ききる。口をすぼめて息を吐き、もうこれ以上吐けないと思ったらそこでさらに ふっふっふっと息を吐き出してみてください。これでかなり限界まで息が吐けると思います。

A そのあとは、鼻から自然と空気が入ってきますので、吸う方はあまり意識しなくてもいいでしょう。

基本的にはこれだけでいいと思いますよ。

細かいことは置いておいて、まずやってみてくださいね。
この方法はいつでもどこでもできますから。

別に静かな部屋にひとりで座ってやる必要もありませんよ。

歩きながらでも、お料理を作りながらでも、勉強しながらでもできますし、お金もかかりません。とても手軽な健康法ですね。

ちなみにわたしはこの呼吸法で花粉症にならなくなりましたよ。
                                  

3 セルフヒーリング瞑想法

  この節では、すこしスピリチュアルな話が出てきますので、あまり興味のない方は飛ばして次へ進んでくださいね。興味のある方は読んでみてくださいね。
                                   

「わたしたち人間は自分のちからではない、なにか別の大きなちからによって生かされている」、そう感じる方が最近かなりいらっしゃるように思います。

わたしの治療法の中核をなしている「長生療法(長生医学)」ではそれを「プラーナ」と呼んでいます。

別な方はそれを「神のちから」とか「仏のちから」と呼ぶ人もいらっしゃいますね。

また「偉大なる者のちから」とか「大いなる存在のちから」、「存在のすべてのちから」、「パワー」、「気」、「神の念波の波動」
など表現方法はいろいろあると思います。

いずれにしても、かなり多くの人たちが、このようなちからの存在に「気付きはじめている」ということは間違いなさそうですよね。

わたしはここではプラーナという言葉を使わせていただきたいと思いますが、

このプラーナという概念をわたしは「生命エネルギー」あるいは単に「生命力」といってもいいと考えています。

このプラーナ(生命エネルギー)は普通目に見えないため(中には見える人もいるそうですが)、よくわからないあるいは信じられないという方もいらっしゃると思います。

すこしわたしなりの考えかたでご説明したいと思います。

その前にまず、わたしたちの存在について確認したいと思います。
わたし達人間は肉体的存在です。これはみなさん理解できますよね。

次に人間は精神的存在です。これもわかりますよね。

さらに人間は霊的存在です。このあたりからちょっと難しくなりますね。

この霊的存在というのは「心(こころ)的存在」あるいはわかりやすく「魂」といってもよいかもしれません。ここでは霊的存在ということばを使わせていただきますね。

みなさんのなかには最後の霊的存在について理解が難しいという方がいるかもしれないので、わかりやすく説明してみましょう。

わたし達は肉体です。これは目に見える存在ですね。触ればそこにありますし、つねれば痛みを感じます。

ナイフで傷つければ血がでますから、肉体というのはよくわかると思います。

精神については頭で考えるなどということが精神的活動などといいますね。理性とか自分の考えとか、肉体ではないけれど、これも自分ですよね。

霊的存在=魂(あるいは心)というのは実はわたし達の本質である、いいかえると、本当の自分は実は霊的存在=魂だといえると思います。(厳密にはすこし違うという意見もありますが)

そしてプラーナは、この霊的存在が吸収して、活動するためのエネルギーとして使われていると考えられます。

なぜそういえるのか?

ここで自然治癒力について考えてみましょう。

たとえば肉体を傷つけます。すると血がでますね。
でもほっておけば治りますよね。これが自然治癒力のはたらきです。

この自然治癒力は肉体に存在しているのでしょうか?

もし肉体という物質に自然治癒力があるならば、(あえて物質ということばを使いましたが)たとえば亡くなられた方の肉体に傷をつけても傷が治らなければならないですね。

でも実際は治りませんよね。また死体をそのまま放置すればやがて土になりますね。

これは肉体というものは単なる物質だからなのです。

ではこの物質である肉体を肉体のかたちに維持しているのはなんなのでしょうか?

それがほんとうのわたしたちなのです。

それが霊的存在あるいは魂といわれるものです。

じつは霊的存在が肉体を創り出しているのです。

そしてプラーナという生命エネルギーを取り入れてこの3次元世界で活動しているのですね。

よく、ひとが死ぬときに魂が肉体から離れるといいますが、まさにそのとおりなのです。

肉体に魂が宿っている間は、プラーナという生命エネルギーを取り入れているので、自然治癒力が働きます。

ですから傷をつけても治ります。また、肉体をこのかたちに維持することもできるのです。

しかしあるとき(寿命といいます)魂が肉体を離れるときが来ます。すると、肉体を維持することができなくなるので、肉体は壊れていきます。

また自然治癒力もなくなりますから傷は治りません。

まとめますと、

わたし達の本当の自分=霊的存在=魂がこの世(3次元世界)の物質を使って肉体を創り、宿っています。

そしてプラーナという生命エネルギーを取り入れて活動しているということです。

そして寿命がくると魂が肉体を離れるため、プラーナを取り入れなくなるので自然治癒力もなくなり、傷は治らないし、肉体も壊れていくということです。

ちょっと難しかったでしょうか?わかりましたでしょうか?

みなさん、プラーナを「気」というともうすこしわかりやすいかもしれないですね。

以上の説明でプラーナというものがなんとなく理解できましたでしょうか?

では本題のセルフヒーリング瞑想法のお話に移りたいと思います。

上述のように、わたし達はこの世で活動するためにプラーナを取り入れていますが、ストレスやその他さまざまな事情でこのプラーナが欠乏することがあります。

プラーナが欠乏すると自然治癒力が低下し、疲れやすくなったり、病気になったりするんですよ。

そこで、不足しがちなプラーナを自分から積極的に取り入れようとするのがここでいう「セルフヒーリング瞑想法」です。

プラーナをたくさん取り入れることが、健康に生活するためにとても大切だということは理解できましたよね?

では積極的にプラーナを取り入れる方法をお教えいたしましょう。

ポイントは
@ プラーナという生命エネルギーの存在を信じること(よくわからなくてもいいので、まず信じてください)。うたがっているとバリアができてせっかくのプラーナが跳ね返ってしまいます。

A 静かな部屋でひとりあるいは数人でもよいですが座り(正座、座禅、椅子に腰掛けてもいいです)目を閉じます。

B ゆっくり呼吸します

C 天(あるいは宇宙でもいいですが)から明るい光が降り注いでくるイメージをつくります。この明るい光がプラーナです。思う存分浴びて自分の中に取り込むようにイメージしてくださいね。

D 全身のちからを抜くようにして、気持ちよく瞑想します。(瞑想とはとくに難しく考えなくていいと思います。
しいて言えば、プラスの想い=プラスの波動=プラス思考でいるようにします。
健康、幸せ、感謝、豊かさ、親切、思いやり、などなどについて想いましょう)

特にポイントはDのプラス思考です。これは瞑想中だけでなく、普段の生活の中でも実践するように心がけましょうね。

セルフヒーリング瞑想法でプラーナを積極的に取り入れ、自然治癒力を高め、健康な生活をしましょう!
                                   
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ひとりでできる健康法 コンテンツ一覧

1 ひとりでできる健康法(はじめに)
2 かんたんにできる呼吸法
3 セルフヒーリング瞑想法